世界遺産ハルシュタットの街並み
モーツァルト生誕250年記念 ウィーン&ザルツブルクの旅 2
 さあ、ザルツカンマーグートでの滞在です。ストローブルの素敵なホテルに泊まって、登山列車と世界遺産ハルシュタットを堪能!ザルツでは旅の第一目的であるドーム公演と、祝祭劇場でウィーン・フィルの音楽が待っています。まずは移動・・・
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便利情報('06/8) ザルツカンマーグート&雨、雨、雨のザルツブルグ! 観光情報(2006/8現在)
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 ウィーンからザルツカンマーグートへの移動は、まずIC特急(約3時間)でザルツブルグへ行き、バス(1時間半)でストローブルまで移動というのが一般的なのですが、私達は、途中アットナング・プッハイムAttnang-Puchheim(2時間)で乗換えてバート・イシュル(1時間半)まで32.80行き、バス5.40でストローブルに入ることにしました。美しいとうもろこし畑から、途中グムンデンのあるトラウン湖を通り、車窓もなかなか。こんなホテルばっかり。ストレスも消えちゃうなー
<ザルツカンマーグート>
 温泉地
バート・イシュルに着きました。バスの乗り換えを1台ずらして、約1時間のお散歩。飲める温泉のトリンクハレは残念ながらお休み(翌日もお休みでした)。岩塩のお店は塩好きの私には非常に楽しい場所の一つ。
 
皇室御用達菓子店カフェ・ツァウナーでホッと一息。シシィのダイエットケーキは、上のベリー入りのゼリー部分が無糖らしく、何度も「本当にいいの?」と聞かれましたが、実はそれ位がちょうどフォレッレとは鱒のこと。ザルツカンマーグートへ来たら食べなきゃ!ポテトもおいしいのおいしいの。
 
ストローブルのホテルでは皆と久しぶりの対面です!湖近くのビアレストランでビールを飲んでから、ホテルのレストランでフォレッレ!景色とあいまって何だかとってもやさしい味です。
夕食後は、すごい音の雷と雨が・・

 2日目は、
世界遺産のハルシュタットへ。バート・イシュルから電車3.20で25分程。降りると湖の渡し船2.00乗り場に直結していて、10分程で街に着きます。船から見る街が最も美しいかも・・・
山の斜面に張り付くように建物が建っている。小さな街ですが、ケルト文明の発祥の地なのだそうです。<ハルシュタット塩坑>
 納骨堂バインハウスで花が飾られた頭骸骨を見学するのは遠慮して、ハルシュタット塩坑へ。
 ケルト発祥の地はこの小さな街で紀元前1000年頃興った高度なハルシュタット文明なのだそう。岩塩の文化ともいえそうですね。
 以前ドイツのシュヴェービッシュ・ハルという所で「メサイア」を歌ったけれど、
「ハル」は、ケルト語の「塩」の意味なんですね。ツアー入り口はすごい行列。一応ツアー番号はありますが、目安ですのでちゃんと並ばないと先を越されます。私達は2組後になってしまい、それだけで30分以上のロス!入ったら緑の上下を借り、服の上から着ます。ガイドさんが付いて、ケルト音楽が静かに流れる中、長ーい木の滑り台で降りたり、神秘的な塩の湖があったりと楽しめますが、思いのほか時間がかかります。ここを含めるならやっぱり1日は必要かも。歩くだけでも楽しい街並みです。
誰か教会の配置も考えたのかしらと思う絶妙な街並み
雲が低い曇り空のハルシュタットもなかなか絵になります・・・
こんな所で朝目覚めたら楽しいだろうなー
どうしてこんな所に街が・・・とつい考えてしまう。

 3日目は先生のご配慮により、ザルツブルグへの出発が4時になり\(~o~)/晴れてきたので、日通さんが作ってくれたタイムテーブルを参考に湖を船で渡り、登山列車に乗りました。
29.00
ヴォルフガング湖の遊覧船はSt.Gilgen、Strobl、St.Wollfgangを結構早い速度で結んでいます。
 St.Wollfgangの隣の
Scafbergbahnhofを降りると、登山鉄道の乗り場はすぐ側。一番前の進行方向左にちゃっかり座りました!
頂上のシャーフベルクシュピッツェSchafbergspitzeまで40分かけて登ります。付いたらすぐに帰りの列車の整理券をもらうこと 鉄道の車窓からはこの景色だもの。この日は山頂が寒くて30分程で降りてきましたが、雲の切れ間に見える湖は地球の碧い海を体感させてくれる素晴らしい色でした。今日にして正解!
 歩いて7分のヴォルフガングの街まで、教会やお店を覗きながら歩き、行列ができている
イム・ヴァイセン・レッスル(「白馬亭にて」で有名)の道を挟んで向かいの店の湖に面したテラスで、おいしいフォレッレをまた食べました。おいしいの一言・・・丸ごとカラッと揚げてある鱒にさらにバターソースをかけていただきますが、淡白な魚なのでふわっとしていくらでも食べられます。一緒になった合唱団の方に、ザルツブルガーノッケル(山型の甘いスフレ)をご馳走に!表面が香ばしく、ベリーソースの酸味でおいしく食べられますが、2人分を8人で分けてちょうどいいって・・・どういうこと?

    −・−・−・−・−・−・

ドーム専用の練習場。ロフト形式になっていて、管弦楽が入れるようになっている。事務所も兼ねているらしい。 さあ、ここからやっと
ザルツブルグです。着いた日にドームでミニコンサートがあるというので旧市街の近くでバスを降り・・・たらすごい人!今回ドーム向かって右の広場のはす向かいに専用の練習場所が出来ていました。木で造られていて、ドームに似せて残響があります。ミニコンサートの練習を少し見学した後、懐かしいドームの響きを楽しみました。

 朝、目覚めると・・・あっ雨。ザルツブルグで雨ですかぁ ^_^;
この日は、練習場で9時半から昼まで日本側の練習があり、夜のオケ合わせまで自由時間ですが、とにかく”ここはマーストリヒトかい”っと思うような寒さ。(オランダも寒かった・・・)
この景色も世界遺産!曇り空だとよけいに雰囲気が・・・ お昼をHotel Elefantのレストランで食べた後、この半年越しの謎−
≪以前連れて行ってもらったカフェは本当にフュルスト(モーツァルトクーゲルン発祥の店)だったのか≫を解明しに、友人と2人、記憶を頼りにゲトライトガッセを探索したところ、あっさり違う店だった事が判明、モーツァルトクーゲルンも食べ比べましたが、こっちの店のほうがおいしい!せっかく見つけたのでティータイムに。後で聞いたら皆寒さの余りホテルに戻って休んでいたとか・・・やっぱり気象異常が全世界的におこっているんだろうか。夏のザルツとは思えないー

 今日はドームでのモーツァルト「グレートミサ」本番。昼間は、
レジデンツレジデンツ・ギャラリードームの地下(ミュージアムと間違えた!)を見学したり、ドームミュージアムでは、私たちが演奏する「グレートミサ」のモーツァルト直筆の楽譜を見学。まるで走り書きのような特徴のある音符は、人間モーツァルトを感じられて感無量。本当に書き直した跡がない。<生誕250年にザルツブルグでモーツァルトを歌う>なんてすごい事してるな私、と今更ながらに足が震えたりして・・・

 夕方、練習場で集合だったのですが、あと一歩の所で急に降りだした滝のような雨と轟音が鳴り響く雷で、ドーム横の通路から文字通り一歩も動けなくなってしまった。広場はあっという間に池のようになり、まるで天が怒っているようで私たちはあっけにとられて声も出ない。お客様は入るのだろうか・・・と心配したが、20分後には雨もおさまり、開演時には満員の観客。
 曲間に入るオルガンの音色が天井に吸い込まれ天にまで昇っていくよう。最後の響きがゆっくりと消えていくのをきれいだなーと夢心地で追っていた。気がつくと観客が立って拍手をしてくれていた。

 打上げでは、自分達で払うのをいいことに、普段あまりお話しする機会のない人たちと皆で色々注文してオーストリア料理を堪能。分けあって食べるのってたーのしーい!!

 次の日は、ハラインにあるドュルンベルグの岩塩坑へ。
 意外と行き帰りに時間を取られます。でも、ハルシュタットの岩塩坑よりも、アトラクション度は高く、トロッコだけでなく、船にのったり、説明も物語になっているので楽しい。物語の中で
大司教ヴォルフ・ディートリッヒと家来が登場して、愛人サロメ・アルトと子供達のために建てたミラベル庭園も、華やかなレジデンツも全て岩塩で建てた、というくだりが出てくるのですが、そのために薄暗い洞窟で昼夜なく塩にまみれて働いた人達は悲惨だったろうなーと。日本の金山や炭鉱と同じですね。

 それにしても、こんなに塩が重要な街に何度も来ていて、今まで岩塩坑に行こうなんて思いもしなかったのが不思議だけど、そういえば少なからず塩にこだわる様になったのは、11年前にバート・イシュルのハーブ入りの塩を買った頃からだったかもなーと今更思い返したりして。本当に塩って知れば知るほど奥が深いものです。
 「サウンド・オブ・ミュージック」で引き寄せられたザルツブルグでしたが、本当のザルツを垣間見ることができたのかも。

 出てきたら、更に急な坂道を登って是非上の教会からの景色をごらんあれ。素晴らしい景色に、その後
ウンタースベルクへわざわざ登りに行く気がすっかりなくなった程です。今思うと、やっぱり行っておけばよかったと思うけど。
 旧市街に戻り
モーツァルトの住家で楽器や当時の生活を見学、
夜は21:00-祝祭劇場でウィーン・フィルを聴きました。↓

 最終日は朝10:00〜実際の
ドームでのミサの中でハイドン「マリ上から見るとこんな感じアツェルミサ」を歌う。といってもドーム入り口の上にある大きなパイプオルガンの前なので下からは見えません。私たちの前にも別のミサがあったので聴かせてもらいましたが、声が上から降ってくるようで、ここでしか味わえない神秘的な感動があります。合唱団の中にも信者の方が何人かいて、このミサには参加していたようです。無信心な私たちも、ミサの中で隣の人と握手したりしました。
 午後は
ホーエンザルツブルグ城のケーブルカーで城壁からの景色を堪能し、昼食後には新レジデンツで開催中のビバ・モーツァルトを見学、ザルツァッハ・クルーズにも乗ろうと思いましたが、何と増水で欠航でした(*_*; ので、ホテルでゆっくり休み、
夜は21:00-祝祭劇場でムーティの演奏会を聴きました。↓

≪祝祭劇場のコンサート≫祝祭劇場−開演前には着飾った紳士淑女と、それを遠巻きに見ている人々がいてかなりの賑わい・・
 
ザルツブルグ音楽祭に来たからには一度でいいから祝祭劇場のコンサートに行ってみたくて、今回はネットで予約してみました。本来1月上旬には夏のザルツブルグ音楽祭の予約が締め切られ、個人の手配は難しいといわれていますが、6月初旬に調べたらオペラ以外は買えました。各150ユーロの安いカテゴリーを選んだのに、キャンセルチケットなのかムーティの演奏会は中央真ん中、前から6列目のオーケストラの表情まで見えるとてもいい席。ウィーン・フィルは2階1列目の右端でしたが音響がいいせいかあまり端だとは感じません。是非ご自分で手配することをおすすめ!
 手数料
11.00ユーロの他に、モーツァルトハウス修復のための寄付が1枚に付き1ユーロ加算されていました。どうやら金額に関する規制はなく、現地や間際の別手配だとブローカーが間に入り、かなり値段が膨れ上がっているようです。

 2000年1月1日にイスラエル・フィルに感じたのが空間に静寂を作り出す音の調和だとすれば、この日ウィーン・フィルに私が感じたのは音の色彩といったところ。特に後半はノーリントン氏の大きな指揮からいろんな色が飛び出す感じで私はとても楽しみました。
メゾ・ソプラノのElina Garancaさんが素晴らしい上に美しくてため息・・・

 翌日のリッカルド・ムーティ指揮、ウィーン・ホーフムジークカペレWiener Hofmusikkapelle(HMK)の合唱がこれまたものすごかった。オケに日本の方がいるなーとは思ってましたが、その方のブログに愉しい写真が載ってます。⇒K&Kの生活
 それによると、HMKのメンバー構成は
・ウィーンフィル・メンバー
・ウィーン国立歌劇場の男性合唱団メンバー
・ウィーン少年合唱団
・HMKのChoralscholaのメンバー
で日曜日の朝、ウィーンのHofburg敷地内にあるチャペルでのミサを演奏するのがメインの演奏活動・・・
 ・・・それって、それって、夏はお休みしている
ウィーンの王宮礼拝堂のウィーン少年合唱団のミサってことではないの?
 いいはずー!!
ウィーン少年合唱団だもの。指揮者のどんな要求にも何の力みもなく響きも変えないで自由自在。男声も見事。全曲素晴らしかったけれど「Ave verum corpus」には涙が出ました。
 しかもウィーン・フィルは選抜メンバーで、第1ヴァイオリンにはオラトリオ・シンフォニカJAPANヴィオラ・トップの
恵谷真紀子さんのコンサートに出演していたE.ザイフェルト氏の姿も。

 ソリストも女声が際立っていて、特に
ソプラノのJulia Kleiterさんが澄みきった素晴らしい声で感動。本当に普段オペラを歌ってるのかなと思うほど全く押さない(すみません、勝手なイメージです)、
失敗がありえない人だなと思ったら、本当に完璧に歌いきってました(*^_^*)もちろん本人の大変な努力の結晶なのでしょうが、やっぱり歌うことが神様から与えられた天命なんだろうなーと。
「祝祭劇場ならハズレがない」ってこういう事ねーと妙に納得し、
この場にいられる事に感謝した一夜でした。

 ウィーン・フィルのメンバーがザルツブルグの夏は終わったというほど、雨と寒さのザルツブルグでしたが、それでもやっぱりザルツブルグ!!最後に最高の楽しみをくれました。

あーあ、これで私の夏もおわり・・・


⇒次はベトナム・ハノイへ


素敵なガラス瓶に一目ぼれー≪今回のおみやげ ザルツ編≫
ハルシュタットの塩
:なーんと!2億5千年前の塩だそう。手書きのペイントが素敵です。17.00丸い粒でかなりしょっぱい、でもスッキリした塩です。

BAD ISCHLの岩塩ザルツカンマーの塩。左からハーブ入り、チキン用、グリル・ステーキ用、ガーリック、トマト&モッツァレラバート・イシュルのお店には、いつものハーブ入りの他に4種類の小さめの塩がおいてあります。一番右のトマト&モッツァレラがおいしいと評判とか。並べて使いたくなります。

モーツァルト・クーゲルンMozert kugeln
≪モーツァルトクーゲルン本当の発祥の店? ×x x×
・12個袋入りで9ユーロ。左のフュルストより小さめ左はフュルストです。小さなカフェですが人がひっきりなしに入っていきます。いびつさが手作りでいいでしょ?ですが、こちらの方がおいしいというのが私と友人の感想。大学広場の一番ドーム寄りの、ゲトライトガッセへ抜ける小さな路地の左側にひっそりとあるカフェで、もちろん手作り!
 でも、隣で秘密にしておきたいというのでヒントだけ↑
バート・イシュルへ向かう鈍行列車の車窓から

シシィのダイエットケーキ

カフェ・ツァルナー:程よい甘みでおいしい。5-10月はトラウン河沿いにカフェレストランがオープン

≪ザルツカンマーグート≫
宿泊ホテル:
大きな棚まで全て木で部屋もかなり広くベランダ付き
Hotel Wolfgangseehof
tel:061-3766170
5350 Strobl am Wolfgangsee,Austria
ストローブルのバス停すぐ側。広い庭に棟が並んでいます。部屋が広くてかわいいの。

・ハルシュタット塩坑
SC割
Salz welten HALLSTATT
”Dermann im salz”
※21.0ユーロがザルツブルグカード割引で18.9になります。
 駅前通りを歩いて、バス通りに出たら目の前の細い道を行くとケーブルカーの乗り場があります。船着場から歩いて12分位。
チケット
21.00(ケーブル往復込)を買ってケーブルカーでかなり登り、さらに15分程ハイキングした所にツアー入り口があります。湖の眺めも最高。

街の中はこんな感じ

いるだけで癒されます

・ヴォルフガング湖の遊覧船とシャーフベルク登山鉄道Wolfganngsee-schifffahrt&schafbergbahn
セットチケットが便利です。割と早い時間に船もバスも終わりますので気をつけて。
鉄道駅。ノスタルジー列車(6ユーロ追加)も止まっていました。

これが甘ーいザルツブルガーノッケル!焼き上がりまでに25分かかります
これで2人分・・・

≪ザルツブルク≫
ウィーン西駅からICで3h15m(EC2h58m)
ミュンヘンから1h40m

市内の交通:
トロリーバスとバス乗車券は共通 1回乗車券1.80ユーロ
24時間乗車券4.20ユーロ
1週間券:11.40ユーロ

・ザルツブルク・カード 
SC
ザルツブルグの博物館・観光スポットのほとんどすべてに無料で入場でき、市内のバス・トロリーバスも乗り放題のICカード。他にホーエンザルツブルグ城塞へのケーブルカーやメンヒスベルクへのエレエベーターも1往復利用可能で近郊の入場料金も割引になります。 
おすすめ★★★
24時間用(22ユーロ)
48時間用(29ユーロ)
72時間用(34ユーロ)


宿泊ホテル:
ベッドが広い
Renaissance Salzburg
Fanny-von-Lehnertstr.7
A-5020  SALZBURG
0662-46880
ファミリールームは1台のベッドに6個の枕でした。

ナッツが混ぜ込んであるようでおいしいチョコでした
びっくり!今回の私達の演奏会のために作ってくれたドームのチョコレートだそうです。


・ハラインの岩塩坑 SC割
Salzwelten(BAD Durrrnberg)
※16.9ユーロがザルツブルグカード割引で14.9になります。
 ザルツ中央駅前からバス170番で35分のHallein Stimeiskellerで一度41番に乗換えて10分程。
片道4.40行き先を運転手に言っておくと乗換えを教えてくれます。帰りは時間によってはHallein Bahnhofまで行き、乗換えに30分待たされたりするので、半日は費やしそう。
 坑道の途中で国境越えができますが、パスポートはいりません(*^_^*)山の中だから・・・


≪検証≫ザルツブルグ・
カードは本当にお得か?

購入:72時間用 
34ユーロ
<今回行ったところ>
※無料
・レジデンツ8.00
・レジデンツ・ギャラリー6.00
ドームの地下2.00
ドームミュージアム5.00
・モーツァルトの住家6.00
・ホーエンザルツブルグ城の     ケーブルカー9.80
ビバ・モーツァルト8.00
※割引
ハラインの岩塩坑2.00
ここまでで
46.8ユーロ!!
これに24時間乗車券
4.20×3日間=
12.60
合計すると
59.40ユーロ
差し引き
25.40ユーロお得!

今回は文句なし。というか、こんなに無料にしちゃって大丈夫なんだろうか・・・
だってこれに行く予定だった所を加えると・・・

<行く予定だったところ>
・ザルツァッハクルーズ
12.00
・ウンタースベルク
18.00
・ヘルブルン宮殿
8.50
・シュティーグルブロイのビール工場
9.00
予定の合計で
47.50ユーロ
うーんザルツって不思議・・・
<結論>4ヶ所回れば元がとれる!ザルツブルグに来るのが初めてなら、絶対に買うべき!


≪ザルツの交通事情≫
・ヨーロッパは総じて車の速度が滅茶苦茶速いと私は感じるのですが、曲がり角で速度を落とさない(恐い!)というか・・・
 ザルツカンマーグートでもバスが減速せずにカーブを曲がる、その遠心力で車内に置いてあったトランク2個が滑り出し(横にしておかなかった私が悪いのだけれど)、反対側のドアに激突した位。(思わず止めなきゃドアのガラスが壊れるーと手を出して一緒にドアに倒れこんだ私も大バカだけど。)
 しかーし、歩行者には大変優しく、信号機のない所でも人優先が徹底しています。
 日本と何が違うんでしょ?自らを省みて深く反省しましたが、暗黙の了解がないと、日本では追突されそうだしねー悲しい事に。
・トロリーバスの中で1回だけ私服の検札にあいました。2人組みで黙々とチェックする様が恐ろしいー皆様ちゃんと乗車券は用意しましょうね。

<パプリカ大好き!>
グラーシュにもタップリ入っていますが、ハンガリー土産でもらってから風味づけによく使います。
グラーシュ(ハンガリーシチュー)にたっぷり入れる粉パプリカ 大
3.990.89
ハンガリーの名産で、ハンガリー人であるアルベルト・セント・ジョージ氏は、パプリカの研究を進めてビタミンCを発見し、筋肉におけるビタミンCの効果を発表。ハンガリーにノーベル賞をもたらせました。βカロチンも豊富に含んでいるらしい。風味付けにちょっと入れてもおいしいのですが、炒めると苦味が出るので、一度火から下ろして加えるのがコツだそうです。2004年、ハンガリー産のパプリカにアフラトキシンという発ガン物質が混入していた事件がありましたが、これは不作で、中南米から輸入したパプリカを混ぜて使っていたため。アフラトキシンは特定の熱帯性菌類のなかで生成される物質で国産のパプリカには含まれず、現在は国産のみで検査後に初めて流通が許可されているそうです。
その他の旅行も見る!
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 ベトナム・ハノイ1
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 南イタリア1
 &ポンペイ2
簡単な旅の日程
<2006/07/29
       〜8/8>
@OS052でウィーン着
Aウィーン終日
B列車でバートイシュルを経てストローブルへ
C
ザルツカンマーグート終日
D夕方バスでザルツへ
E〜H
ザルツブルグ
8/4DOMにて夜モーツァルトグレートミサ本番
8/6DOMミサにてマリアツェル・ミサ本番
I〜Jバスでウィーンへ。ウィーン発OS051で成田へ
旅行代金¥312,000

≪割引切符≫
・アイン・プラス・フライツァイト・チケット
1 plus Freizeitticket
 サイクリングと鉄道旅行を一緒に楽しむグループ割引チケットだが、自転車を持っていなくてもいいようです。一人目は普通料金で、二人目から50%割引になりますが、車内持込料金を含みます。
例)ウィーン⇒バート・イシュルの場合・・
2等1人
36.40
2人で
56.10ですので1人だと28.00ユーロ
8.40お得になります。


≪ザルツのおいしい店≫
・HOTEL Elefant
ゲトライデガッセから路地に入ったホテルエレファント併設のレストランで、ロールキャベツ
10.80と肉料理8.90を食べましたがおいしかったです。象がいっぱい

・バルカン・グリル・ヴァルター
ゲトライデガッセのホテル・ゴルデナー・ヒルシュ近くの路地を入ったところにある小さなグリルスタンド。ボスナBosnaというホットドックの店でNo.2の全部入り
2.50を頼む。カレーのような香辛料が効いていてソーセージは2本入っていて!お腹いっぱい。

・シュティーグルケラー
地ビール会社シュティーグルビールのお店。本番後の打上げは
毎回この店。今回はお腹がすいていてしっかり食事をしましたが、どれもおいしかったです。

・シュティフツケラー・ザンクト・ペーター
Stiftskeller St.Peter

中庭に面した岩山の洞窟で食べましたが、ほかにもそれぞれのエリアが素敵で2階は貸切パーティ会場となってました。何時間煮たの?と思う牛肉トロトロのおいしいグラーシュでした。量は多くて味はかなり濃厚!シュニッツェルは子牛も七面鳥もおいしかったそうです。

・Cafe・Bar L‘Espresso
アイスクリームが食べたくて立ち寄ったどうみてもイタリア人の明るいパパがいる家族経営の素朴なカフェ。お客さんと完全に同化していましたが、アイスクリームは全てがパパの手作りだそうでとてもおいしかったです。旧市街から歩道橋を渡りMakartplatzに着いたら、教会に面して左の端(郵便局の向かい)にあります


公式サイトからチケットを入手!
 ザルツブルグ音楽祭(英語orドイツ語)
・クレジット決済のみ。カテゴリーは選べますが、席はチケットが到着するまでわかりません。申込後3週間程でチケットが送られてきますがくれぐれもお早めに!

ザルツブルグ音楽祭
8/5,21:00-ウィーン・フィル演奏会

指揮:
Sir Roger Norrington
メゾ・ソプラノ:
Elina Garanca(Riga)
管弦楽:
Wiener Philharmoniker
曲目:
・Divertimento F-dur KV247
・Maurerische Trauermusik
c-Moll KV477(479a)
adagio
・Symphoner D-DurKV504
Prager Symphonie
TAdagio-Allegro
UAndante
VPresto
座席:Rang LinksReihe 1 Sitz 6(2階1列目下手から6番目)

なんだか頼りなげなチケット・・・後ろはウィーン・フィルハーモニーの記念金貨

8/6,21:00-リッカルド・ムーティ演奏会
指揮:
Riccardo Muti
S:Julia Kleiter:
M.S:Elina Garanca
T:Paul Groves
B:Rene Pape
管弦楽:
Mitglieder der
Wiener Philharmoniker
合唱:
・Wiener Hofmusikkapelle
・Wiener Sangerknaben
・Herren der konzertvereinigung
・Wiener Saatsopernchor
オルガン:
Alfred Halbartschlager
曲目:Morzart
・Kyrie d-Moll KV341(368a)
・Vesperae solennes de ConfessoreKV339
・Messa solemnis C=Dur KV337
・Ave verum corpusKV618
・Te Deum C=Dur KV141(66b)
座席:Parterre Mitte Rechts 6 Sitz 25(1階中央ブロック25番目若干上手寄り、前から6列目)


バート・イシュルの岩塩の店
・Salzkammer Bad Ischl
TEL:06132-23832
Pfarrgasse 8,4820 Bad Ischl
岩塩4種類各1.90、
塩&ハーブ入り2本セット3.30
※お土産に最適。バード・イシュルとありますが、現在はカンマーグート近辺の岩塩坑の塩をブレンドし管理して製品化しているとか。
一匹のハエ 単語で列車のチケットを買ってみる! ハルシュタット文明
 気がついたのはザルツカンマーグートへ向かう特急の中だった。
カンマーグートのホテルで、
バート・イシュルのレストランで、
ザルツブルグのアイスクリーム屋さんで。
どこにとまるでもなく、はらえばサッと消えるんだけど、気づくとまたいる。
 しかも、いつもどこでも一匹だけ。最後には、もしかして同じハエがついて来ているの?と思ったりして・・・
気のせいでしょうが・・・ね。
必要な単語はこれ!!
 何人?  2人
 Zweimal
 1等2等?  2等  2 Klasse
 片道?往復?   片道  einfach
 どこまで?  〜行き  nach
 場所1  バード・イシュル   Bad ischl 
 場所2  ハルシュタット  Hallstatt
はい、これを繋げてー

2人、2等、片道、バード・イシュルまでください。
Zweimal,2Klasse,einfach,nach Bad ischl(Hallstatt)
Bitte

簡単ですね。
ハルシュタット文明は世界の七不思議に数えられるエジプトのピラミッドよりも古いもので、ここから発掘された先史時代からの出土品はハルシュタット時代(紀元前900−500年)といわれています。塩坑の入り口までのハイキングコースには、出土されたものや史跡を見ることができます。2002年に岩塩鉱山坑道の中で更に大きな塩の埋蔵が発見されました。現在も岩塩は掘りだされています。
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