美術史博物館階段から見た、アーチに描かれたクリムトの壁画。建築物がすでに芸術品なのですね
モーツァルト生誕250年記念 ウィーン&ザルツブルクの旅
 モーツァルト・イヤー2006に行ってきましたウィーン&ザルツブルグ!!旅の始まりはウィーンで「ドン・ジョバンニ」を鑑賞し、ザルツカンマーグートでは登山列車と世界遺産ハルシュタットへ、ザルツでは大聖堂でモーツァルト「グレート・ミサ」公演&ミサでハイドン「マリアツェルミサ」を歌って、ラストは念願の祝祭劇場でウィーン・フィルの音楽にひたる旅。あー幸せ!!
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便利情報('06/8) まずは、ほぼ1日だけどウィーンの旅!! 観光情報(2006/8現在)
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★ウィーンって危険?
・美術史博物館前のマリア・テレジア像や王宮など建造物を見ているだけで心踊るウィーンの街並みですが、上ばかりをボーと見ながら写真などを撮っていると、いきなりポールが足元に出現し?思わぬ怪我に繋がります。あれ派手に転んだのは私だけ?




≪デーメル≫
意外とフランクなお店でした。
Kohlmarkt14,A-1010
10:00-19:00
・ショップもあります。シシィはここのスミレの砂糖漬けが大好物だったとか。
 8月のオン・オンシーズンにモーツァルト生誕250年で盛り上がるオーストリアへ行ってきました。
 今回だけ1日1回中央線を通る\(~o~)/成田エクスプレスで楽に贅沢に出発です。乗換なしで成田空港なんて夢のよう。

 さて、ウィーン、ザルツカンマーグート、ザルツブルグを旅するオリジナル欲張りプランに出発です。何がオリジナルって、ウィーンからザルツカンマーグートまで自力で列車移動すること。マーストリヒトに続き2度目ですが、実は切符を自分で買うのは初めてで・・・


チケット入手方法:公式サイト内の<spielplan>で日付を選んで<karten>⇒<karten buchen>をクリックするとカテゴリー選択後、座席を選んでチケットが買えます。(クレジット決済のみ)2週間程でチケットが送られてきますが、くれぐれもお早めに。<ウィーン>空港到着は16:10。
実は、1昨年にもニューヨークで、到着日にミュージカル「シカゴ」を鑑賞して、後半気持ちよーく寝てしまったのですが、教訓を生かせず(-_-;) この日も19:00〜
オペラ『ドン・ジョバンニ』(アン・デア・ウィーン劇場)のチケットをネットで取ってあったのです。初めてでしたが割りと親切で簡単ですし、座席もあらかじめ確認できます。当日は満席でしたので購入しておく事をオススメ。申込後2週間程で送られてきます。このチケットには、行き帰りの交通機関の乗車券サービスまで付いている事を購入後に知り、とても得した気分。
 ホテルにチェックイン後、
カールスプラッツ近くにある劇場に向かいましたが、劇場前はワインを手に開演前の雰囲気を味わう人達でドン・ジョバンニ:Gerald Finley 現代版ドン・ジョバンニでは、年老いた彼の回想であったという解釈で、血に染まりながら壮絶に息絶えるが自業自得と笑うものはもう誰もいない。つまり最後の曲はカット!!ビックリしました。いっぱいでした。
 夏のウィーンはオペラ座を始め、ウィーンフィルも
ザルツブルグに行っているのでお休み状態。(夏のお手軽コンサートも楽しそうですけどね)ここはミュージカル劇場ですが、『魔笛』が初演され、ベートーヴェンが劇場内の一室に住んで『フィデリオ』を作曲したという、ウィーンの最も古いオペラハウスで、2006年はモーツァルト・イヤーを記念してオペラも上演されます。天井桟敷は楽しい(*^。^*) 一番後ろの列だったので、立っても大丈夫。しかし、サイドの立ち見席は舞台の大部分が見えないのではないだろうか・・・
 でも開演に間に合うかが微妙だったので、天井桟敷で(音だけ?)楽しもうと思って、手数料を含め一人28ユーロ(4000円位)の席を取りました。
 このオペラが思いがけず(失礼!)素晴らしかった!現代版でホテルの中が舞台なのですが、エレベーターや部屋のドアといったシンプルな装置を巧みに利用し、スピード感のある場面転換で、出演者も色気丸出しのツェルリーナなど個性的で皆様見事。ラストは年老いて死んでいくのですが、自業自得と言われるよりもこの方がかえって哀れかもねぇ・・・と。
 ウィーンのオペラに安い席でいいやなんて考えて申し訳なかったなと思いつつ、友人はねむいを通り越してついに具合が悪くなり、安い席にして良かったんだか悪かったんだか。

北塔のエレベータから見たモザイク模様。 2日目は、クリムトで飾られたホテルのレストランで豪華な朝食を楽しんだ後、
シュテファン寺院からスタート。
リンク内はシュテファン寺院を基点に扇形に行動すると比較的無駄なく動けそう。日曜日でお店はお休みなので、
グラーベンからコールマルクトを通って王宮にあるプチポワンの店などをのぞき、ぶらぶら散歩しながら開館直後の美術史博物館へ。フェルメールJan Vermeer「画家のアトリエ(絵画芸術)」The Artist's Studio(1665)
 時間もないので迷わず2階へ!と思ったけれどディテールまで美しい建物の素晴らしさに階段途中で思わず見入ってしまいました。柱とアーチの間にはクリムトの壁画があり、階段からじっくり鑑賞しウィーンを実感して大満足!美術館内の吹き抜けに面したカフェ・ゲルストナーも素敵です。
 ブリューゲル「バベルの塔」「子どもの遊び」もフェルメール「画家のアトリエ」も、絵の前には私一人。「えっ本当にいいのかな?こんな贅沢」と思ったらしばらくして一気に人が増え「そうよね、やっぱり・・・」
 それでも、日曜日の開館直後は夏でも非常にねらい目です(^。^)

 
<カフェに行こう!>コールマルクトにある「デーメル」に戻り、一口サンド、アップフェルシュトゥルーデル3.45(りんごパイ)、ザッハートルテ3.70とメランジェ3.80(泡立てミルクコーヒー)にアイスカフェー5.70を頼んだら、特大コーヒーパフェでビックリ!あっ Ice cream なんだ。でもザッハートルテに「生クリーム付けてください」と言い忘れたので結果オーライ。りんごパイが程よい甘みとしっとりの生地でとてもおいしい!全部で19ユーロ程、立派なお昼になりました。

 元気が回復したところで美術史博物館前に戻り、
オーパーリンク2の乗り場から路面電車Dに乗って
ベルヴェデーレ宮殿上宮のオーストリア・ギャラリーへ移動。
 同じ道を戻るなど旅行にはあるまじき行い!?!と思っているので、
今度は王宮を通らず遠回りすると緑豊かなブルク庭園に出ました。
何か像があるけど・・・「
モーツァルト?」「こんな所に?まさかー」。
すみません、こんな所にいらっしゃったのね、通り過ぎる所でした。
やっぱり遠回りも3文の徳・・・じゃなくて得です!

 
オーストリア・ギャラリーには日本語のオーディオガイドホン(3ユーロ)があり、珍しもの好きなので試しに借りてみました。結果、効率よく回るのにグスタフ・クリムト「接吻」1907-08年も有効なんだなーと発見。知識のないただの絵画好きには時に解説もありがたいものです。
 グスタフ・クリムト≪接吻≫は、「さあどうぞご覧あれ」とばかりにライトアップされ、頬を染めて恍惚とした幸福の絶頂感にこちらまでとろけそうになる美しさですが、ふと向かい合わせに常に存在する崖が、2人を取り巻く影が、よりこの一瞬を輝かせているんだなーと気づき、そのあやうさが心に響きます。
エゴン・シーレ「死と乙女(Tod und Madchen)」1915年 そして、隣の部屋にひっそりとある
エゴン・シーレ≪死と乙女≫は、愛の終わりを描いたせつなさゆえに、この2つの抱擁には相容れなさを感じますが、この一瞬の切り取り方は視点が違うだけで同じテーマと言えそう。さすが師弟。≪家族≫と共に印象に残る絵画です。
 他にも数多くの名画が素晴らしい宮殿と共に鑑賞でき、ここから見るウィーンの街も最高。やっぱりここも来てよかった。

 一度
カールスプラッツに戻り、地下鉄でシェーンブルン宮殿へ。  実は美術史博物館で数ある宗教画にはごめんなさいと心の中で手を合わせながら、今回は足早に通り抜けたのはこのため。
 午後3時だとさすがに団体観光客も少なく、日本語のオグロリエッテからみたシェーンブルン宮殿。内部は現在撮影は禁止です。ーディオガイドも借りられてゆっくり回ることができます。時間があるようなら、
シェーンブルンパス・クラシックにすると、グロリエッテ宮廷ベーカリーでアップフェルシュトゥルーデルの試食付き(おいしい!)。思いのほか遠いグロリエッテまで歩く前の一休みにもなります。

 金箔や漆喰装飾、陶磁器などよくある宮殿特有の煌びやかさの中にも、その色彩感や配置に
マリア・テレジアという人のセンスの良さが際立ち、グロリエッテから見る完璧な左右対象のアーチの並木道がさらに宮殿の向こう、ウィーン市街地までまっすぐに伸びている広大さにもちょっと感動しました。余りの広さに迷路庭園の入り口はついに見つかりませんでしたが・・・

 さて、お腹はぺこぺこ足もよれよれで
シュテファン寺院まで戻り、夕食の予定だったですが、すぐ近くのモーツァルトハウス・ウィーンが2006年にあわせてリニューアルされたとの事で、夜8時まで開いているのでちょっとのぞいてみました。が・・・
 これは特に2006年のモーツァルト関連の博物館に言えることで、多分あまり現存しないモーツァルトの資料を苦労して集めた結果なんでしょうが、オーディオガイドが部屋の展示と何の関係もなく、永遠と続くと人間って段々耐えられなくなってくるものなんですねー。結局お祭りなんだろうなーとちょっと満たされなさを感じつつ、まだ明るい夜8時の街を夕食のお店を探して歩いたのでした。

切った後で写真を撮ったのごめんなさい、この大きさ、合成ではありません。フィグルミュラーシュニッツェル 夕食は、やっぱりウィーンに来たら
ヴィナーシュニッツェルでしょうーと単純な発想で決めた、豚肉シュニッツェルの有名店「フィグルミュラー」へ。
三つ子の魂百までというけれど、出されたものは全部食べちゃう私ですが、もうこれは一人じゃ食べきれないのははっきりしてるので、
2人でシュニッツェル11.90とサラダ(大)7.00を各1頼みました。店の人からは”よく分かります、その方がいいですよ”と言いたげな大きなうなずきがかえってきました。なので無理せず食べられる量だけにしましょう。カリッとしてやわらかくジューシーで軽くて薄ーいので、レモンを絞るとサッパリしてとてもおいしかったです。新鮮なサラダも旅行時にはうれしいですね。

 翌日は、朝食後、やっと開いたお店目がけて、シュテファン寺院の一つ前の駅で降り、高級スーパー
ユリウス マインルから、グラーベン通り、ケルントナー通りをオペラ座まで買い物がてら歩き、カールスプラッツから地下鉄で西駅に戻りました。
 カールスプラッツ付近にも、ベートーヴェン「第九交響曲」をテーマにした、
クリムトの壁画<ベートーヴェン・フリーズ>がある分離派会館セセッシオンや、カールス教会など時間が許せば行きたかったスポットがたくさんありますが、それは次回のお楽しみということで・・・
 そして、調べておいた単語の羅列を元に何とか前日の夜に購入しておいた、バート・イシュル行きの割引切符を手に、午前11:34には無事列車に乗ることができたのでした。

長くなるのでウィーン&ザルツの旅2

≪今回のおみやげ ウィーン編≫見逃しそうな小さな店です。老婦人がこの刺繍で900針、と見本を見せてくれます。
マリア・シュトランスキーMaria Stransky
 マリア・テレジアの時代に大流行した刺繍工芸のプチポワン(点刺繍)専門店です。1cuあたり121〜225針、何百種という微妙な色の絹糸で表現されていて見事。30万円もするバッグは是非目の保養に。このペンダントは23ユーロで枠もシンプル。王宮内の本当に小さな店です。(Hofburgpassage1010WIEN)


とてもおいしいコーヒーです。おいしいので他のスーパーでも売ってるそう(^。^) 6.95ユーロ
ユリウス マインル:
オリジナル・ブレンドコーヒー

 オリジナル・ブレンドのコーヒー豆250g入りのクリムト缶。裏はおなじみ≪接吻≫です。空港でも売ってましたが(ちょっと高い)、グラーベン通りにある、この高級スーパー?!ユリウス マインルは何でも揃っていて一見の価値あり!


ブーケ・ロワイヤルの乾燥ベリーが二度おいしいの。左はユリウス・マインドルで買ったフルーツティ3.30紅茶専門店ハース&ハースHaas&Haas:
 シュテファン寺院裏にある、ハーブ・フルーツティーの専門店。写真の右がブーケロワイヤルというベリー系のフルーツティーでちょっと蜂蜜を入れて飲むとおいしい!
2006モーツァルトイヤー特別機!各シートにスクリーン付の新型機で快適でした・成田エクスプレス
高尾5:50発−成田空港7:55着(1日1本のみ)'06.3.23新設

≪ウィーン≫
市内の交通:
1回乗車券
1.5ユーロ
24時間フリーパス
5ユーロ
72時間フリーパス
12ユーロ

ウィーン・カードWien Karte
ウィーン市内の交通機関が72時間乗り放題で主要博物館やお店の割引がついて16.9ユーロ。ただし割引率は各1-2ユーロなので、丸2日はいなくて1日2-3ヵ所をじっくり回りたい人はフリーパスとどちらが得かよく考えた方がよさそう。

乗車券付きコンサートチケット
アン・デア・ウィーン劇場や夏のクラング・ボーゲンのコンサートチケットに「Gilt als Fahrschein in Wien」と書いてあったら、開演2時間前から6時間後までウィーン市内の交通機関の乗車券として有効。いいサービスですね。

<宿泊ホテル>
メルキュール・ヴェストバーンホフ
 おすすめ★★★
ロビーではクリムトのベートーヴェンフリースがお出迎え!館内はレストランもクリムト一色です。
Mercure Hotel Wien Westbahnhof
Feiberstr.
4,A-1150 Vienna
01-981110
☆西駅隣で朝食は豪華!西駅着の空港リムジンバスもあり、ザルツへの移動にも便利。ただしクーラーはありません!



・シュテファン寺院
U1,3 Stephansplatz下車
月-土6:00-22:00
日・祝7:00-22:00
北塔のエレベータ 4ユーロ
4-10月 8:30-17:30
11-3月 8-30-17:00

・美術史博物館 WC
路面1,2、D,J Burgring下車
火-日10:00-18:00
(木-21:00)
休:月,8/15,12/25,12/26
短縮:1/1,12/24,12/31
(館内)カフェ・ゲルストナー
※フラッシュなしの写真撮影はできます。ブリューゲル「バベルの塔Turmbau von Babel」1563年 すでに崩壊しそう。神の怒りの前に気づくことは私たちには出来ないのだろうか・・・
ブリューゲル「バベルの塔」

誰でも一度は写真で見たことありそうなウィーンのモーツァルト像


・ベルヴェデーレ宮殿 WC
 トルコ軍に伝説的な決定的勝利を収めた将軍、サヴォイ公プリンツ・オイゲン(1663-1736)の夏の住居として、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブランドが美しいバロック庭園をもつ宮殿を建造しました。
 現在上宮は19世紀および20世紀のオーストリア・ギャラリーに、下宮はバロック博物館、中世美術博物館(オランジェリー)として公開されています。
10:00-18:00 ( 入場-17.30)
休:月
9ユーロ(上宮・下宮共通)



・シェーンブルン宮殿 WC
U4 Schonbrunn下車
 ハプスブルク皇帝の夏の離宮だったバロック宮殿。マリアーテレジア女帝やエリザベート皇后(シシィ)の暮らした豪華な部屋の数々が、公開されています。
 シェーンブル宮殿とその広大な庭園は、世界最古の動物園を含め、全てユネスコ世界文化遺産に指定されています。写真撮影不可
宮殿内部:
4-6月、9月、10月:
毎日 8.30-17:00
7月、8月:毎日8:30-18:00
11月-3月:毎日 8:30 -16:30
グランドツアー:11.50ユーロ
ガイドツアー:2.5ユーロ
ジェーンブルンパス・クラシック:14.9ユーロ

・モーツァルトハウス ウィーン
地下鉄(U1/3)シュテファン広場(STEPHANSPLATZ)駅下車。10:00〜20:00 休み:無
大人料金:9.00ユーロ
オーディオガイド(日本語有)も料金に含まれている。

※リニューアルされただけにとても綺麗です。




えっ朝からこんなに?
ホテル(メルキュール・ヴェストバーンホフ)の朝食












他にも・・・
2段になっていて、下の段には違う種類が入っています。高いですが、一つ一つが丁寧に作られています。
ALTMANN&KUHNE
一辺7cmの箱に入っているのは1.5cm位の小さなチョコレート!味もビター系であなどれません。グラーベン通りのシュテファン寺院寄り、通り過ぎちゃいそうな小さな店です。デリケートなチョコレートなのでパッケージにもさわらないように。
その他の旅行も見る!
 シュトゥットガルト
 ダブリン
 ザルツブルグ
 イスラエル1
 ケルン
 &マーストリヒト
 ボン
 &アイルランド1
 ベルリン
 ソウル2002
 オスロ(ノルウェイ)

 マーストリヒト1
 &アムステルダム2

 ソウル2004
 ソウル2005
 ウィーン1
 &ザルツブルグ2

 ベトナム・ハノイ1
 &ハノイ2
 南イタリア1
 &ポンペイ2
簡単な旅の日程
<2006/07/29
       〜8/8>
@OS052でウィーン着
Aウィーン終日
B列車でバートイシュルを経てストローブルへ
C
ザルツカンマーグート終日
D夕方バスでザルツへ
E〜H
ザルツブルグ
8/4DOMにて夜モーツァルトグレートミサ本番
8/6DOMミサにてマリアツェル・ミサ本番
I〜Jバスでウィーンへ。ウィーン発OS051で成田へ
旅行代金¥312,000


≪割引切符≫
・アイン・プラス・フライツァイト・チケット
1 plus Freizeitticket
 サイクリングと鉄道旅行を一緒に楽しむグループ割引チケットだが、自転車を持っていなくてもいいようです。一人目は普通料金で、二人目から50%割引になりますが、車内持込料金を含みます。
例)ウィーン⇒バート・イシュルの場合・・
2等1人
36.40
2人で
56.10ですので1人だと28.00ユーロ
8.40お得になります。







≪フィグルミュラー≫
※夏季休暇あり
11:00-22:30(LO22:00)
支店12:00-24:00(LO23:00)
※シュテファン寺院近くの路地にありますが、ベッカー通りの支店の方が広くて雰囲気もいいかも。
 隣のカップルはフライドポテトを2つ頼んで悲鳴をあげていました。ご注意あれー



≪ウィーン夏情報≫
 毎年夏になると、市庁舎前の広場に巨大スクリーンが設置され、無料のフィルムコンサートが開かれています。私達は行けませんでしたが(歩き回って疲れちゃって)、例えば滞在日7/30はウィーンフィルのコンサートをフィルムで流していて、広場には昼間から各国料理の屋台が多数でて、お祭りと思って参加すると楽しいかも。ただし、フィルムコンサートは日没後9:00位からです。
















今回の共演者 ユーゲントシュティール(ドイツ版アールヌーボー)って? モーツァルト生誕250年
指揮:ヤーノシュ・ツィフラJanos Czifra
合唱:Tokyo Oratorio Society
合唱共演:
Salzburger Domchor
ソプラノ:Charlotte Pistor
メゾソプラノ:渡辺美智子
テノール:望月哲也
バス:Georg Lehner
管弦楽:Orchester der Dommusik
オルガン:Domorganist Heribert Metzger
19世紀末のヨーロッパ全域で、保守的な擬古典派主流の造形美術界から「分離」し、それ以前の時代の歴史様式を乗りこえて、この時代特有の装飾術を試みようとした芸術運動。
 これは、建築・美術などあらゆる芸術ジャンルの覚醒と創造性の隆盛をもたらし、数多くのすぐれた芸術家を生み出しました。
 1897年にウィーンで設立された
セセッシオン(ウィーン分離派)は、地下にはベートーヴェン「第九」をテーマにした壁画ベートーヴェン・フリースがある金色のキャベツのような透かし彫りの屋根が輝き、非常に斬新なデザインで、壁には「時代にはその芸術を、芸術にはその自由を」という分離派のスローガンが刻まれています。 ウィーンの街にもバロック様式やゴシック様式に混じり、独特な装飾性を持った様々な世紀末建築群を見ることができます。
グフタフ・クリムトやエゴン・シーレ
も代表的な芸術家です。
モーツァルトが亡くなった1791年、最後に作曲していたのは「レクイエム」ですが、匿名で依頼したのは、現在ではフランツ・フォン・ヴァルゼック=シュトゥパハという音楽好きの伯爵だという事がわかっています。彼には、著名な作曲家の曲を自作の曲として指揮して発表するという変な趣味があったので、モーツァルトとも相当気を配って交渉したとか・・・「アマデウス」の仮面の男もあながち大げさでもないのかもしれませんね。
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