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            (2005~2006年版〉地球の歩き方  
            (税込\1764) 
             
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             <ベルリン> 
             掴みどころのない街・・・それがベルリンを観光バスで一周しての最初の印象。(*^。^*) 新しいものと古いものが混在していて、統一から12年経っても、まるで街中が工事中のようなつぎはぎだらけの街。ある意味、他の場所にはない面白さには満ちている。  
             
             見所は満載。かの有名な天使の像ジーゲスゾイレが広い公園にポツンと立っているのを見ただけで感激したし、戦火で破壊されたカイザー・ヴィルヘルム記念教会の隣には真新しいビルの教会が建っている。向かいには東洋的な瓦屋根の水族館!? 
             
            ブランデンブルク門から続くかつての東側の幅60mの壮大なウンター・デン・リンデン(菩提樹の下の意)の大通りには、ビルの上や路の真ん中に巨大な熊のオブジェが何体も並んでいる。おもちゃ箱みたい・・・一体これは何?  
             
             ブランデンブルク門は工事中。イースター(復活祭)のうさぎの垂れ幕がかけられていた。門の中に見えるビルも人も車も垂れ幕に描かれた絵(写真?)なのだ。30分後にもう一度通ると、今度はパソコンのマウスが出現!何だか化かされたような気分・・・と思ったら裏側でした。手が凝ってます。 
               
             
             
             
             
             
              ↑本当はこういう姿だそう 
             東側のブランデンブルグ門 
             
             プロイセン王フリードリヒ ヴィルヘルム3世が、王宮の窓から衛兵交代式をみられるように、1818年に建てた広いノイエ・ヴァッフェ(新衛兵所)には、第一次大戦で息子を、第ニ次世界大戦で孫を失い、終戦の年に亡くなった、ケーテ・コルヴィッツの像がたくさんの花と一緒に置かれています。彼女のやるせなさがシン・・と伝わってきます。 
             
             斜め向かいのベーベル広場の地面には、見逃してしまいそうな、ガラスがはめ込まれた小さな窓があり、その下にはからっぽの白い本棚にかこまれ光の満ちた部屋が見えます。そう、 ここは1933年5月10日ナチス政権下におきた学生による≪非ドイツ的」とされるユダヤ系の書物約2万冊を火に投ずる焚書事件≫の場所。かのインディ・ジョーンズ 最後の聖戦にも出てきましたよね。とても印象深いシーンでした。 
             イスラエル人のミハ・ウルマンが造った、収められるはずだった<燃やされた作品のための図書館>は、警告と同時に、<これから未来に出版されるはずの本を収める場所>といった希望の輝きにも満ちているように感じました。 
             
             近くの碑には、ゲットーを逃れたユダヤ人としての葛藤の一面を感じさせる<愛と革命の詩人>ハインリヒ・ハイネの一文(1820年)が・・ 
             “Das war ein Vorspiel. Nur dort wo man Buecher verbrennt,  
              verbrennt man am Ende auch Menschen. 
              それは序章にすぎない。書物を焼くところでは、 
              最後には人間をも焼いてしまう。” 
            100年前の予言でしょうか、怖ろしい・・・ 
              
            ↑橋の上から見たベルリン大聖堂。右手に見えるのはテレビ塔 
             
             東側にあるベルガモン博物館(ベルガモン大祭壇の遺跡を丸ごと建物内に移築!!!)や旧美術館などは建物を見てるだけでも見ごたえがあります。エジプト博物館にある「王妃ネフェルティティの胸像」などは美しくて思わず見とれちゃいます。左目が入っていませんが不完全な感じはしません。何日あっても足りない感じです。 
               ・−・−・−・−・−・−・−・−・−・− 
             さて、一転して西側はというと・・・ 
              ガラス張りの屋根がどこからも目立つソニーセンターやショッピングモールが東側の重厚感に戦線布告しているみたい。 
             この辺にウロウロしていれば、食事場所とショッピングには事欠きません。写真のバルーンには乗ることができ、街の移り変わり がわかるようになっています。 
             
             西側に位置するフィルハーモニーホールはベルリン市のカルチャーフォーラムと呼ばれる文化センター構想の一環として1963年竣工されたもので、サントリーホールと 良く似たアリーナ形式。というのもここをモデルにサントリーホールは設計されたそう。 
             本番はもちろんですが、リハーサル室にオーケストラ合わせなど、いるだけで楽しい数日間でした。やっぱりコンサートを聴いてみたかったなー 
             
             近くの絵画館には、世界大戦をくぐりぬけ、今ベルリンにある、または分散されていた名画たちが、モダンで贅沢な空間に静かに展示されています。面白いのは「ネーデルランドのことわざ」。ことわざって世界共通なんだなーと新鮮に素直に驚いたりして。フェルメールも2点あります。 
               
             ベルリンの街には、色付の不思議な電線があったり、路の真ん中に赤い線が引いてあります。 
             ソニーセンターにある赤い線が一番目に付きますが、これはかつてベルリンの壁があった場所を示すもの。 
             ベルリンの壁博物館には、トランク2つを並べて穴をあけ子どもを中に入れて逃がそうとしたり、と何とかこの壁を越えようとした人達の命をかけた涙ぐましい努力の様子が紹介されています。 
             高さ4mのコンクリート壁の回りには、30〜100mの国境監視地帯があり、地雷が埋められていた。ここを越えて逃亡できたのは約5000人、失敗した約3200人が刑務所に入れられ、発砲により命を落とした人が160人を越えるとか。これはあくまで東ドイツの発表で今でも正確な数字はわかっていないそうですが。 
             
             さて、肝心の「マタイ受難曲」はというと、とてもあっさりと演奏され、日本人が思い描くバッハの音楽とずいぶん違うんだなーという印象。 
             いまだに西側で演奏がほぼできない、私たちの愛するH.J.ロッチュさんを間近に知っているせいか、東西の違いを見るにつけ、何だか寂しげな印象がつきまとい、逆にソニーセンターに入ると明るさにホッとします。東西がほどよく調和したベルリンになった頃、また行ってみたいなと思いました。 
             
            ⇒ソウル2002の旅へ 
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            ≪ベルリン≫ 
            フランクフルトICEで約4h, 
            ミュンヘンICEで6h40m 
             
            ・市内の交通: 
            →市内観光バス 
            2時間でベルリンをぐるっと一周するシティサークルツアーは、14ヵ所で自由乗降可能。15分間隔で出発(11月から3月は30分間隔)。ヘッドホンで日本語の説明を聞くことができる。19ユーロ 
             
              
            ベルリンで誕生日を迎えた私に、皆がお祝いの言葉とお花をプレゼントしてくれました。何人かにおすそ分けし、最後の日まで部屋に飾りましたが、最高にうれしかった思い出です! 
              
             
             
             
             
              
            ケーテ・コルヴィッツ作「母と死する息子(1937)」 
             
             
             東ベルリンの信号が今も時々使われている。小さなこどもでかわいい。 
             
              
             
             
             
             
            ≪ベルリンについて一言≫ 
            ・今後ホロコースト記念館も建てられる予定だとか。イスラエルでも思ったことだけれども、ドイツという国の、歴史的事実をちゃんと受け止めて認識しようとする姿勢が、街のあちらこちらに記念碑として残されていて感心します。 
             
            王妃ネフェルティティの胸像 
              
            ⇒この胸像は2005年に旧博物館 (Altes Museum) に移され、更に2009年10月に修復再建された新博物館に戻され、収蔵品の目玉として展示されているそうです。 
             
            <カルチャーフォーラム> 
            新しい文化地域のことで、国立絵画館の隣には工芸博物館、アートライブラリー、銅版彫刻館があり、通りの向かい側にはベルリンフィルコンサートホール、楽器博物館、国立図書館とドイツ文化生活を十分味わえるところ。 
             
            (絵画館)TEL:030-266 2101 
            S,UバーンのPotsdamer Platz駅下車。または市バス100、123、148、200番利用。 
            10:00-18:00,土日:11:00-18:00 
            *木曜は22:00まで 月休 
            大人:EUR6(ペルガモン博物館、旧博物館などベルリン州立の博物館にも同日中であればこのチケットで入場可。ただし特別展は除く) 
            *毎週木曜日閉館4時間前から入場無料。16歳未満無料。 
             
            Johannes Vermeer 
            (ヤン・フェルメール)の絵画 
              
            真珠の首飾りの女 
            Woman with a Pearl Necklace 
             
              
            ぶどう酒のグラス 
            (紳士とワインを飲む女) 
            The Glass of Wine 
            
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