| 便利情報('04/7) | 
            アムステルダム(オランダ)の旅 | 
            観光情報(2004/7現在) | 
          
          
            1ユーロ≠約137円 
            ※オランダではトラベラーズチェックはあまり使えません。店でも知らない人が多いです。 
            ご注意あれ! 
            ホテルを検索・予約! 
               アムステルダム   
               デン・ハーグ 
             
            オランダ観光案内 
            おすすめ!★★★ 
            ※ここでダウンロードできる(PDFファイル)8ツ折のアムステルダムの地図はトラムの番号も入っていてVVVいらず! 
              政府観光局 
              在日大使館 
            英語でも検索可能 
              オランダ鉄道 
            最新情報 
              為替・天気情報 
             
            旅の総合情報サイト 
              地球の歩き方 
             
            チーズが食べたい! 
              海外の本格チーズを 
            家庭でも堪能できます  
              
             
            ガイドブックを買う! 
            1500円以上送料無料 
               オランダ・ベルギー・ルクセンブルク 
            〈2004~2005年版〉地球の歩き方 (税込\1659) 
             
            デン・ハーグに行きたくなること間違いなし! 
              フェルメールとオランダの旅 
            (星野知子著)  
            (税込\1785) 
             
            一緒にこちらもどうぞ 
              フェルメールの世界 
            (小林頼子著)  
             
            (税込\1218) 
             
             
            ≪スーパーで見つけた 
                おいしいもの≫ 
            ダム在住Mさんに教えてもらったおいしいもの 
             
              
            チーズクラッカー 
             
              
            ホワイトアスパラスープ 
             &エルテンスープ 
             
                
            DOUWEコーヒー 
             
                
            オランダ産マスタード 
             
            他にもちろんチーズ、ソーセージ、サーモン等もおすすめとか・・・ 
            スキポール空港のエダムチーズ、ミニゴーダ3個セットなど山ほど持ち帰りましたー 
            いただいたスモークチーズも濃厚でおいしかったです。 
             
            映画が観たい! 
              真珠の耳飾の少女 
            (税込\3990) | 
            <マーストリヒトからアムステルダムへ> 
              さて、フェルメール「真珠の耳飾りの少女」の絵がアムステルダムから列車で1時間程のデン・ハーグにある”マウリッツハイス”所蔵と聞きアムステルダムを旅行することにした私と友人は列車でマーストリヒトからアムステルダムに向かいました。今回は検討の結果、夏だけ使えるサマー・ツアー・パスを使用することに。2等でも大丈夫?と旅行会社の方に聞いたら中央線より安全ですとのこと。決ーまり!全自由席ですが座席は清潔で快適でした。 
             
             ホームステイ先のMさんの家はアムステル・フェーンという場所。オランダ生活の話を伺いながらお茶をいただいた後さっそく街へ。Mさんがダムと呼んでいるのはアムステル・ダムのことらしい。 
              
             時間も惜しいのでお昼は中央駅前の自動販売機!に入っているダッチスナック「クロケット」を食べる。ホワイトソースに牛ひき肉が入ったクリームコロッケの元祖ですが、これが衣がカリッとしていてとってもおいしい。どう見ても揚げたてアツアツ!なんと、この自動販売機は優れものである。どうして日本にないんだろう。 
             
             約1時間の運河クルーズ(EUR 8.5)の後、特製マヨネーズがたっ ぷりかかったフリット(フライドポテト)を3人でつつきながらダム広場まで散策。シンゲルの花市をのぞきながら歩き、トラムに乗ってミュージアム広場へ。マーストリヒトで優しい合唱団員の方がアムステルダムに行くなら使いなさいと手渡してくれたストリッペン・カールトがここでも使えるなんてオランダっていい国。使用枚数の所で折り曲げ頭を手前に持ってスタンプ台に差し入れます。 
             
             国立ゴッホ美術館に着いたのは5時過ぎ。ゴッホの絵だけ見られればいいやと入場しましたが、6時5分前には追い出されてビックリ。日本では考えられませんがオランダ人は6時には家に帰り家族で食事をするのが生活習慣で仕事より何より優先するらしい。残業なんてもっての外。ちょっといいなあ・・・ 
             でもオランダ時代からフランス時代まで年代を追って移り変わりを理解できる展示でしっかり見どころは押さえました。「寝室」「ひまわり」、教科書で観た絵、油絵で描かれた浮世絵など振りかえり遠くから眺めると浮き立つ様に更に存在感が増し、やっぱり天才なんだなーと実感。3階には自画像がズラーっと並び、安い絵を買ってきてその上に自分の絵を描いた様子が赤外線で写し出されていたりと面白い展示が数多くありました。1枚だけこれも好きなシャガールの大きな絵があって何だか得した気分。今度は日本語のガイドレコーダーでしっかり回りたいな。 
             
             ディナーの予定でしたが午後食べたフリットでお腹は一杯。Strippenn Kaartの有効時間内(1時間以内)でもあり9時閉館の 
            アンネ・フランクの家へ行くことに。行列を覚悟しましたがさすがに時間が遅いせいかあまり並ばず入れました。日本語パンフレットがあり判らないストレスも感じず回れます。実は「アンネの日記」は読んだけれど舞台がオランダだとは知らなかった私。アンネが壁に張っていた映画スターの写真などそのまま残されていて微笑ましい反面、昼間狭い部屋で足音も水音も立てずに生活していた窮屈感とゲシュタポに発見されたときの絶望が否応なく迫ってきていたたまれなくなります。「疲れたよー」と言う友人の声を聞きながら、いたたまれないのに足取りが重くなるこの感じはイスラエルのホロ・コースト博物館ヤド・バシェムの時と同じだなーと、これにはちょっと逆らえないんだよなーと・・・ 
             その発想と言葉にやはりユダヤ人の強い芯を感じますが、父親が生きていることを知っていたら(希望を持てたら)生き延びたかも知れないとの知人の言葉がまだ15歳の少女がたった一人で死んでいったという現実を思い起こさせて胸に刺さります。 
             
             今日の夜のメインはコンセルトヘボーのコンサート。慣れないもの で客席にいるのが何だか夢見たい! 
            指揮者・ソリストの登場は舞台左右の階段からの登場で颯爽として かっこいい。ホールのいたるところに作曲家の名前が記してあり、メサイアの時はヘンデルとある下手側からマタイの時にはバッハとある上手側から指揮者が登場するらしいです。 
            ラベルのピアノコンチェルトが絶品。 
            Jean-Yves Thibaudetさんのピアノが素晴らしかったです!有名な人なのかしら?⇒有名な方でしたー 
             
             デン・ハーグが最初の目的だった旅ですが、ダムの国立博物館にもフェルメールが4枚もあります。2日目はここからスタートです。 
             が、まずはレンブラント「夜警」から。この絵はその昔飾られていた美術館の壁のサイズに左右を切り取られた!(確かにそりゃ大きな絵だけど・・)とか。確かに実物を見るとわかるけれどバランスが物足りない感じです。第2次世界大戦の頃はなんと!マーストリヒトの聖ピータースベルクの洞窟の中に丸めて隠されていたそうです。 
             
            ≪フェルメール、フェルメール Johannes Vermeer≫ 
             そしてここで観る事ができるなんて!牛乳を注ぐ女。壁の釘の跡に全ての焦点があっているのだそう。  
            透明感あふれる牛乳が器に注がれる音まで聞こえてきそうなリアルさ。 
            実物を見るとラピスラズリの青の鮮やかさが一段と際立ちます。フェルメールはこの黄金の価値があると言われたウルトラ・マリン・ブルー(ラピスラズリの原石を砕いて亜麻油と混ぜてつくる)を壁の下にも使って微妙な色合いと光を演出しているのだそうです。 
            パン籠と牛乳の光の粒が朝の光の温かさまで伝えて目を離せなくなる安らぎを与えてくれます。あー幸せ! 
             
            ≪デン・ハーグ≫ 
            午後は2階建てで眺めのいい列車でデン・ハーグへ。 
            マウリッツハイスはその昔ヨハン・マウリッツ公の邸宅だった場所。  
            真珠の耳飾りの少女にご対面! 
            2004年アカデミー賞3部門(撮影賞・美術賞・衣裳デザイン賞)にノミネートされた映画は、音楽を含め、まるでフェルメールのアトリエに迷い込んだようで神秘的でした。
            もちろん写真じゃ伝わらないので是非本物をその目で見ていただきたい所ですが、映像で見たよりもずっと明るく生き生きと躍動感があり部屋に入った途端に目を引きます。やっぱり眼と唇の光の粒が際立っていて話しかけてきそうなみずみずしさ。真珠は実物より大きく一筆・二筆で書き加えたかのように見えるのに、確かにこの大きさこの輝きで全体のバランスが取れているよう。本当に青と黄色が好きな画家だったのですねー。どうやら生前は買い手がつかなかったそう、というか売らなかったのかな?1881年にハーグのオークションでなんと2ギルダー30セント(当時の価値は不明ですがEUR前は1G≠60円!)で購入され、ここに寄贈されたとか!女の本質まで描いているようでドキッとしたのは私だけ? 
             
            デルフトの眺望はとても厚みのある作品かと思えば川の緩やかな流れが遠くに見える明るい雲の軽やかさと呼応して光として重厚な街に反映している不思議な奥 行きと人の足を止める力のある作品。行きの飛行機から下に見た綿のような雲の形がそのまま街に影となって差している様子はまさにこの絵の通りでした。 
             
             アムステルダムの街は都会で1日ではとても足りない位見所もたくさんあって楽しいけれど、なぜかこの絵を見て、マーストリヒトってあんなにお祭りで人が溢れていてもやっぱりいなかで、いい所だよなーと早くも懐かしく思わずにはいられないのはなぜかしら? 
             
            ≪今回のおみやげ≫ 
             今回、旅慣れない2人を駅まで迎えに来てくれ、列車の時間を調べてくれたりと観光にも付き合ってくれ、コンセルト・ヘボーの終演時間に車で迎えに来てくれて、おいしい料理とお酒でもてなしてくれたMさんご夫婦には大変お世話になりました。帰りの飛行機で食べてねーと貴重なお米で作ってくれたおにぎり(まだ温かくておいしかったー!)が今回のおみやげかなー 
             
             
            ⇒ソウル2004の旅へ | 
            ≪オランダ国内の交通≫ 
            <オランダ国内を旅行するにあたり今回使用したパス> 
            ・サマー・ツアー・パスZomertoerkaartおすすめ! 
            7/1〜9/7に利用可能。有効期限は10日間の内3日間、オランダ全土で利用できる。2等のみ。購入は窓口でどうぞ。 
            1人用 
             2等 EUR 49.00(59.50) 
            2人用 
             2等 EUR 69.00(84.00) 
            ※( )内はバス・トラム・地下鉄も乗り放題券の料金 
             
            ≪アムステルダム≫ 
             市内の交通: 
             ゾーン数+1 
            ・トラム・バス 
            (オランダ共通) 
             1回1.6ユーロ 
             回数券 
              STRIPPENN 
                 KAART 
             15回EUR 6.4 
             45回EUR 18.9 
             
            周遊券 
             1日券   EUR 6.30 
             2日券   EUR 10.00 
             3日券   EUR 13.00 
             
            ・国立ゴッホ美術館 
            10:00-18:00(金-22:00) 
            入館券売場は-閉館30分前 
            オーディオガイドは-1時間前 
            ショップは-15分前 
            レストラン-30分前 
            EUR 12(特別展含め) 
             
             
            ・アンネの家 
            9-3月 9:00-19:00 
             (12/8,12/31は-17:00) 
            4-8月 9:00-21:00 
             (5/4は-19:00) 
            休:1/1,12/25の午前,10/16 
            EUR 7.5 
             
            「このいまわしい戦争もいつかは終わるでしょう。いつかはきっとわたしたちがただのユダヤ人でなく、一個の人間となれる日がくるはずです。」 
            「わたしたちが、ただのオランダ人や、ただのイギリス人になれるわけはありません。いつもユダヤ人ではあるのです。でも、その時には、ユダヤ人でありたいと願うことでしょう。」 
             
            ・コンセルト・ヘボー 
            ('04/7/12,20:30-)EUR 25 
            Ravel: 
              Le tombeau de Couperin 
                (クープラの墓) 
              Pianoconcert in G 
            Franck:Symfonic in d 
            Piano:Jean-Yves Thibaudet 
            Dirigent:Claus Peter Flor 
            ※入り口手前左にあるカフェはセルフサービスでコーヒーEUR 2。ホール1階下手側にカフェ、その奥にホールのショップがあります。 
             
             
            ・国立博物館 
            2008年まで改装中ですが見所が凝縮していて短時間で回りたい人にはいいかも。 
            10:00-17:00 EUR 9 
            休:なし 
            トラム:2,5,20でSpiegelgracht 
              
             
             
            ≪デン・ハーグ≫ 
            ・マウリッツハイス 
            王立絵画陳列室 
            火〜土10:00-17:00 
            日・休日11:00-17:00 
            休:月曜日 EUR 7.5 
            レンブラント「自画像」「ニコラース・トゥルプ博士の解剖学講義」 
            ルーベンス&ヤン・ブリューヘル(父)「アダムとイブの堕落と地上の楽園」等 
             
             
            ≪オランダについて一言≫ 
            ・オランダの人は標準体温が37度位あるとか・・・それなら暑くてとてもバスタブになんて浸かっていられないのも納得。なんてねー 
            ・マーストリヒトにて・・ 
            バスに乗った時の事。学校帰り?の子どもたちが乗ってきた。皆パスのようなものを運転手の目の前にこれでもかときっちり見せて乗っていく。一人の子どもが適当に見せてしまおうとしたら運転手がいきなり腕を捕まえて再確認したが、半端じゃなく激しかった。列車もトラムの回数券にしてもそうだがスタンプを機械で押させて街中では検札もないというのは基本的に人間を信用する姿勢がないと出来ない事。それだけに不正は許さないと子どもの頃からきっちり教える教育姿勢とみましたが・・・さて。 
            ・列車と言えば、時間に追われてツアー・パスのスタンプを押さずに列車に乗ってしまった。案の定検札がきた時に指摘されたがごめんなさいと言ったら今回はいいよと許してくれた。でも本当はEUR90だよと言われたような・・不正の罰は大きいという話。 
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            その他の旅行も見る! 
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              ベトナム・ハノイ1 
             &ハノイ2 
              南イタリア1 
             &ポンペイ2 | 
          
          
            | 簡単な旅の日程 | 
          
          
            <2004/7/6〜 
                 2004/7/15> 
            @AF275パリ経由 
            デュッセルドルフからバスでマーストリヒトへ 
            A〜Eマーストリヒト自由行動 
            7/10,22:00フライトコフ野外ステージ 
            ・シューベルト「ミサ曲イ長調」 
            ・ブルックナー「テ・デウム」 
            7/11,10:30聖セルファース教会ミサ 
            Fアムステルダムへ移動後観光 
            Gハーグへ観光 
            H〜IAF2041 スキポール空港から成田へ 
             
            旅行代金¥138,000 
            (マーストリヒトのホテル・朝食は別。現地主催者の補助があり、6日間で1万8千円程) 
             | 
          
          
            | Zomertoerkaart | 
            他にもある便利でお得なチケット | 
            ≪ダッチって?≫ | 
          
          
            (検証)サマー・ツアー・パスは本当に得か? 
            2人用 2等 EUR 69.00 
            (2004年6月の料金改定で値上がりした) 
             
            <実際に使った路線> 
            マーストリヒト→アムステルダム(EUR26) 
            +アムス⇔ハーグ(EUR16.7) 
            +マーストリヒトホテル間往復(EUR 3.4)で 
            2人分にするとEUR 92.2。 
             
            結論:EUR 23.2お得! 
             
            デルフトやザーンセ・スカンスへ回っていたら後EUR 20位はお得! 
            夏なら絶対おすすめ! | 
            ・ミュージアム・カード(Museumjaarkaart) 
            オランダの400以上の美術館・博物館が無料になる年間パスポート 
            25才以下 EUR 17.45(登録手数料 4.95込) 
            26才以上 EUR 29.95(登録手数料 4.95込) 
            特別展では別途料金を支払う場合もあります。 
            使用可能な博物館・美術館または観光案内所で販売しています。 
            注)アンネ・フランクの家では使えません。また、国立博物館か国立ゴッホ美術館はどちらかしか入場できません。小さな美術館・博物館をもれなく制覇したい人にはおすすめ。 
             
            ・ミュージアム・ボート(Museumboat) 
            主な博物館、美術館を巡る遊覧船。 
            10:00-18:00の間30-45分間隔で中央駅VVV隣から出ています。1週1時間30分で発着所は6ヶ所。乗り降り自由。 
            博物館、美術館の割引入場特典あり。時間のある人におすすめ。 
             
            ・オランダ・レイル・パス 
            通年販売。30日間の内3日間と5日間の乗り放題チケット。 
            3日用 1名分  1等 EUR 95、 2等 EUR 63 
            5日用 1名分  1等 EUR 142、 2等 EUR 95 
            ※オランダでの購入不可。日本出発前に旅行代理店等で。 | 
            “Dutch”という言葉は、古ゲルマン語の“theodisk”(「人民の、地方の」)に由来する。1600年ごろになって、オランダ語版の聖書を作成するため、オランダ語をひとつにする必要性が生じた。いくつもの方言が点在していたが、ホランド地方(地方=Dutch)の方言を中心に組み立てられた。これが現在のオランダ語の基礎になった。”ダッチ”はこのホーランド地方一帯という感じかな?”オランダの名称はこのホーランドに由来しポルトガルなまりしたもの。ちなみにオランダの正式な国名はネーデルランド王国(Koninkrijk
            der Nederlanden)で低い土地の意味です。ホントーに行けども行けども平らでした。 
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